※夜中のテンションでお送りしています。
もし私がドクター志望の医大に通う美青年だったら、たまたま旅先の南の島で陶器のような肌の、まるで絵画から抜け出してきたような美しいおっさんに出会って恋に落ちたい。そしていざ致す時に「昔から女みたいってからかわれてきたから、貧弱な体がコンプレックスなんだ」とかなんとか言われて恥ずかしがられたい。そしてなぜこの島に来たのか尋ねたら、「不治の病でもう助からないから、最後の思い出作りのために来たんだ」と告げられて心を痛めたい。そしてそれを治すことのできないしがない学生な自分を責めたい。自分があと何年早く産まれてれば助けられたかもしれないのに…!と歯がゆい思いをしたい。そして無情に時が過ぎて、日に日に弱っていく彼を見守るしかない自分に絶望したい。弱々しいけど、強い意志が感じられる口調で「貴方と出会えたから私の人生にも意味があった」と言われて涙したい。冷たくなった白い手を握り締めながらいつまでも泣き叫び続けたい。幾年がたっても美しい彼の面影が忘れられずに、あの島の様な生暖かい風が身を掠める度に彼の儚くも愛らしい姿を思い出して、死ぬまで彼を想い続けたい。クソッ!どうして私は美青年じゃないんだ!
紫
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