「ああ……いましたね。」

毒の枝に囲まれた夜道で、
小さな灯りが静かに揺れていた。
迷い込んだ気配を辿るように、
彼はゆっくりこちらへ歩いてくる。
「ああ……いましたね。」
金色の瞳が細められる。
叱るわけでもなく、
ただ安心したように。
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2026-05-19 00:00
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