杉と桜(ダム堰堤より)~アトリエ描き直しVer.~
6号Fのキャンバスに油絵 サイズ:約39cm×32cm
まず、前々回に投稿した「杉と桜(ダム堰堤より)」についてですが、描き終えた後、しばらくして、この絵の修正したい点が見えてきました。杉をもっと杉らしく表現したい‥遠景がもっと見えるようにしたい・・現場制作特有の泥臭さを取り除いて、もう少し洗練させたい‥etc。。そこで、いつもはやらない、全くゼロからの描き直しを試みました。現場制作で描いた完成作、これはこれで記念なので良しとしよう。手は入れまい。次は、この絵を元にしてアトリエで描き直したら、どんな仕上がりになるのか・・その違いを是非、見てみたい。というわけで、地塗り済みキャンバスを用意して、自分の元絵を観察しながらのアトリエ制作…そして、出来上がったのが今回の投稿作品(1枚目)です。比較してもらうため、2枚目に前々回投稿した元絵を重ねました。
どうでしょうか?二枚はよく似てるけど、元絵とは印象が違って見えたことと思います。元絵は、やはり現場で直に描いたため、タッチとか色使いがどこか汚れてるというか‥生々しい感じがします(良くも悪くも)。アトリエ描き直し版では、この生々しさがなく、要領よく描かれてる印象があります。杉もより杉らしく、遠景の視界も広くなりました。ただ、要領良い印象だから出来が良い、とは必ずしも言えないと思います。中には現場制作ならではの泥臭さが感じられるからこそ、その絵が好きなんだ‥という人もいるでしょう。皆さんは、どちらの印象がお好きしょうか?
今の私の制作スタイルは、今回のアトリエ描き直し版に近いです。現場の色形に捉われず、自分らしい風景画を描きたい気持ちが強いので、現場に居続ける必要がないのです(逆に居続けると現場の色形に引っ張られる弊害感が今はあります)。ただし、現場に取材した際は、スケッチは必ずしてきて、本画制作の参考にします。写真の形(構図)を参考にすると肉眼で捉えた形(構図)からズレてしまうのでNGです(私の中では写真構図を絵にあてがうのは禁じ手)。写真だけを手本にして描いた風景画は、私の場合、カメラ特有の風景の写り方を知ってるので、見抜く自信はあります。カメラのレンズで捉えた構図と、肉眼で捉えた構図は、後者の方が、やはり肉眼構図ならではの迫力や説得力を感じます。だからこそ、風景画だけは、現場で直接描くか、スケッチを参考にして描かないといけない‥と、私は思うわけです(私はね)。あ…つい制作ポリシーまで熱く語ってしまいました(^^*ヾ
アンケートを設置しましたので、お手数ですが、好みを教えていただければ幸いです。参考のため、前々回の元絵「杉と桜(ダム堰堤より)」を↓にイメレスしておきます。今回の投稿作品を初めて見た人は、この絵の元々のエピソードが前々回のキャプション中で解説されていますので↓のイメレスをクリックして読まれてください。
まず、前々回に投稿した「杉と桜(ダム堰堤より)」についてですが、描き終えた後、しばらくして、この絵の修正したい点が見えてきました。杉をもっと杉らしく表現したい‥遠景がもっと見えるようにしたい・・現場制作特有の泥臭さを取り除いて、もう少し洗練させたい‥etc。。そこで、いつもはやらない、全くゼロからの描き直しを試みました。現場制作で描いた完成作、これはこれで記念なので良しとしよう。手は入れまい。次は、この絵を元にしてアトリエで描き直したら、どんな仕上がりになるのか・・その違いを是非、見てみたい。というわけで、地塗り済みキャンバスを用意して、自分の元絵を観察しながらのアトリエ制作…そして、出来上がったのが今回の投稿作品(1枚目)です。比較してもらうため、2枚目に前々回投稿した元絵を重ねました。
どうでしょうか?二枚はよく似てるけど、元絵とは印象が違って見えたことと思います。元絵は、やはり現場で直に描いたため、タッチとか色使いがどこか汚れてるというか‥生々しい感じがします(良くも悪くも)。アトリエ描き直し版では、この生々しさがなく、要領よく描かれてる印象があります。杉もより杉らしく、遠景の視界も広くなりました。ただ、要領良い印象だから出来が良い、とは必ずしも言えないと思います。中には現場制作ならではの泥臭さが感じられるからこそ、その絵が好きなんだ‥という人もいるでしょう。皆さんは、どちらの印象がお好きしょうか?
今の私の制作スタイルは、今回のアトリエ描き直し版に近いです。現場の色形に捉われず、自分らしい風景画を描きたい気持ちが強いので、現場に居続ける必要がないのです(逆に居続けると現場の色形に引っ張られる弊害感が今はあります)。ただし、現場に取材した際は、スケッチは必ずしてきて、本画制作の参考にします。写真の形(構図)を参考にすると肉眼で捉えた形(構図)からズレてしまうのでNGです(私の中では写真構図を絵にあてがうのは禁じ手)。写真だけを手本にして描いた風景画は、私の場合、カメラ特有の風景の写り方を知ってるので、見抜く自信はあります。カメラのレンズで捉えた構図と、肉眼で捉えた構図は、後者の方が、やはり肉眼構図ならではの迫力や説得力を感じます。だからこそ、風景画だけは、現場で直接描くか、スケッチを参考にして描かないといけない‥と、私は思うわけです(私はね)。あ…つい制作ポリシーまで熱く語ってしまいました(^^*ヾ
アンケートを設置しましたので、お手数ですが、好みを教えていただければ幸いです。参考のため、前々回の元絵「杉と桜(ダム堰堤より)」を↓にイメレスしておきます。今回の投稿作品を初めて見た人は、この絵の元々のエピソードが前々回のキャプション中で解説されていますので↓のイメレスをクリックして読まれてください。
けい@メイキング動画あり
Comments
トム
2017-04-02 19:07
秋水
2013-11-23 23:12
芸術作品としてまとまった感じがしますね。素敵です。ただ、風景画を描かれている風景画のプロの方は、多分自然光の強さを好む方が多いかもしれません。年齢にもよると思うのですが、私は年配の先生から「生々しさがニガテ」「現実的すぎ」と言われています。
秋水
2013-11-23 23:09
コメントお邪魔します。油彩のことは詳しくないのですが、元絵は自然光(太陽光を浴びている)がはっきりとわかります!それらしい美しさが出ていてすごく素敵。アトリエ制作の方ですが、色合い的に言えば、こちらのほうが以前から拝見していた「けいさんの画風」によく合っていて、
けい@メイキング動画あり
2013-07-18 00:18
制作のモチベーションを高めています(高まらざるを得ない状況に追い込む)。モチベーションを高く保つには、成し遂げたい目標があるとすごく役立ちます。自分の世界観が表れた新作を描きたいと思います。
けい@メイキング動画あり
2013-07-18 00:15
表現したい世界観に近づいている、との感想、うれしいです。今は、現場で見てきた風景をワンクッション置いて、アトリエで、自分の世界観を意識して描くことに独自の価値を見出しているところなので。次は、今秋に二つの公募展へのエントリーを考えてます。私の場合、公募展チャレンジすることで、作品