赤庭師のサーガル

『庭師』
ゴールドリング輪体機構の傘下にある組織『庭師組合』により制定されている公務及び資格。

「赤庭師」と「緑庭師」の二種類があり、赤庭師は危険な生物の観測と対処を担当し、緑庭師は有益な生物の改良と管理を担当する。
双方とも生物の専門知識を持ち、研究者に似た側面もある。

庭師免許取得には一定の訓練と試験が設けられる。免許は5級から特級までなるランク制で、階級に応じて生物の取り扱いや対処法などの可能範囲が異なる。
赤庭師の場合は生物への攻撃や捕獲の方法の許可に関わり、緑庭師の場合は生物の所有、繁殖、交配、販売などの権限に関わる。

ゴールドリング国内で一般市民が所有する家畜は赤・緑双方の庭師によって安全性が確認出来たもののみが流通している。
庭師の確認を通していない、または危険性が認められた生体の配布は法で禁じられている。

サーガルの肉屋ギテンは緑と赤両方の免許を、アグドナのオノは特級の赤庭師免許を持つ。

◆赤庭師
ゴールドリング国外、主にマゴイなど近隣のタリクシアン植生域からの危機を観測、計測しそれに備えることを主要な任務とする。普段は郊外の僻地に住居を構えて観測生活を行う。
タリクシアンの生ける森の動き、広がり、成長などの様子の追跡は、森を通過する行商人や遠征隊にとって重要な情報になる。

対生物戦のスキルが求められ、問題が発生すると対生物駆除要因として出動する。対人戦には不向き。
ゴールドリング国内にタリクシアンストーカーによる被害が頻発したときは、国内に赤庭師が通い滞在するという例を見ない事態となった。

生物の捕獲と対処の他、目録の作成や栽培、精製、加工の知識と技術も必要とするため、畜産家や解体屋を兼ねていることが多い。

塩の道からゴールドリングにかけての関所・検疫所で「路守り」が行う荷物精査は、赤庭師の指導の下で行われる。このため同資格を有している路守りは特に重宝される。

◆緑庭師
ゴールドリング国内で扱われる生物の管理を行う。
また、ゴールドリング領内にあるエルタス植物(国内のエルタス保護林およびリベンク山脈山頂のエルタス植生保護区)の管理も緑庭師の管轄下にある。

不定・流動性が強く、高い変異性をもつタリクシアン生物の利用・消費に向けて、繁殖、交配、および種の登録と分類の権限を有し、安全性の確保に務める。
愛玩動物のハムスターやブタなど、国内で普及している家畜や作物の多くは、緑庭師による長年に及ぶ安全実験を経て品種改良されたものである。
トマトとポテトの混合種である「ポマト」など幾分変わった品種も生み出されている。
試行錯誤の中で事故も少なからず発生しており、これによりタリクシアン生物の人為的交雑は相応しい階級の免許を持つ者でなければ行えない。

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絵のサーガルはタリクシアン植生調査用の装備を身に着けた赤庭師で、槍には生物の体液を抽出する機能が備わっている。
顔を保護するマスクは二重の構造になっている。

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設定監修:Kiki
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2019-12-14 08:13
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