【ポケクロⅢ】遺跡漁り【先史の獄迷宮】
気の狂った『先遣隊』がダンジョンで暴れている――。
風の噂も、この数年で旅慣れした彼にはどこ吹く風である。
長い時を経て、我が身が病に侵され、道具を失う可能性に備えて、元々持っていた力を使いこなすことを覚えた今、恐ろしいものはない。
先程まで立っていた岩場から、岩が砕けて舞う。
自分を追うようになぞる光の束が、洞窟の岩肌を削り取って行く。
それでもその光は届かない。「とびはねる」とは攻防一体の技だったはずだ。
斯くしてその本体に、今や形骸となった名誉のバッジを携えたそいつらの肌へ、
勢いを乗せた「いあいぎり」が食い込んだ。
*
いました【illust/45230826】
風の噂も、この数年で旅慣れした彼にはどこ吹く風である。
長い時を経て、我が身が病に侵され、道具を失う可能性に備えて、元々持っていた力を使いこなすことを覚えた今、恐ろしいものはない。
先程まで立っていた岩場から、岩が砕けて舞う。
自分を追うようになぞる光の束が、洞窟の岩肌を削り取って行く。
それでもその光は届かない。「とびはねる」とは攻防一体の技だったはずだ。
斯くしてその本体に、今や形骸となった名誉のバッジを携えたそいつらの肌へ、
勢いを乗せた「いあいぎり」が食い込んだ。
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いました【illust/45230826】
スピカは鈍足bkm
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